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<title>悪魔くん千年王国 (ちくま文庫)</title>
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<description>個人的には、本書が水木しげるの最高傑作だと思う。善だか悪だかわからない奇態な天才少年、悪魔くんが、千年王国を作るのだ、という異常な発想に取り付かれ、行動を起こす。腹心（？）のイモリビトが、むしろ、事...</description>
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個人的には、本書が水木しげるの最高傑作だと思う。善だか悪だかわからない奇態な天才少年、悪魔くんが、千年王国を作るのだ、という異常な発想に取り付かれ、行動を起こす。腹心（？）のイモリビトが、むしろ、事実上の主人公で、舞台回し役となっている。戦後の高度成長期の初期に、この波に乗れなかった人々や、町並みや、風俗が全編を覆っていて、今となれば、そんな感じだったよな、と感慨深い。おそらく当時、学生運動華やかなりし頃だったと思うが、子供だった自分が少し見上げるような視線で覚えている世界はこんな感じだった。もう一つの傑作「河童の三平」同様、筋らしき筋はあるが、おそらくは、書いているうちにどんどん変転していってしまった奇妙さが、却って、読者を奇態な世界から出してくれなくなる魅力となっている。素敵です…！
素敵過ぎますっ！
松下悪魔くんの魅力全開フルパワーですっ！！

貸本版悪魔くんをベースに新たに書き直されたものが、この【悪魔くん千年王国】です。
キューピー松下が苦手な方も、こちらの松下悪魔くんは大丈夫…かな？ｗ
小学生が読んだら、高確率で性格が変わるであろうっぷりは健在ですけど…ｗｗ

一万年に１人現れる神童・悪魔くんこと松下一郎小学２年生が、全ての人が幸せに暮らせる理想の世界《千年王国》を創るため奮闘する物語。

アニメ版の悪魔くんしか知らない方は、まず間違いなく戸惑うと思われます。
しかし、アニメ版の埋れ木真吾悪魔くんや２代目山田真吾悪魔くんにはない素敵な魅力にはまること間違いなしの１冊！
読めば読むほどに、日常生活で松下語録を使い始めてしまう中毒症状付きです！ｗ

さぁ…貴方も一緒に…！
『バカバカしいことだニャー』（ニャーって…ｗｗ最新版（TV版）の悪魔くんしか知らない自分にとってこの作品は、かなり衝撃的でした。貧富の差も戦争もない人類がみな平等の理想国家を建設しようと十二人の使徒と共に崇高な目的を邪魔するものと戦う世紀の天才少年。そのメッセージ性の強いこと強いこと。それは、TV版の悪魔くんの十二使徒と友達感覚と付き合うものとは、まるで違う魅力があります。まさに大人向けの悪魔くん。素晴らしかったです。「悪魔くん」は複数のバージョンがありますが、本書は貸本版『悪魔くん』をリライトしたものです（572ページの大長編）。したがって、おなじ悪魔くんでも、マガジン版（ちくま文庫では『悪魔くん（全）』）とは話の内容も、登場人物もことなっています。貸本版の『悪魔くん』は長編として構想されましたが、売り上げが思わしくなく、出版元の意向であわただしく終了してしまいました。そういった経緯もあり、本書は貸本版の話を踏襲しつつも、未消化におわった部分（十二使徒など）を拡大するなど、完全版としての意味合いがつよくなっています。本書の原案は作者が経済的に困窮していた時期に構想されました。いくら原稿を描いても生活はゆたかにならない。作者は世の中の不条理にたいし、悪魔くんこと、松下一郎少年に「万人が兄弟となる王国を実現する」という夢を託します（このあたりは「コケカキイキイ」につうじるところがあります）。マガジン版の悪魔くんも快作ですが、本書はそれに勝るとも劣らぬ名作です。むしろメッセージ性という点では本書の方が優っているように思います。第一使徒 蛙男第二使徒 ふくろう女第三使徒 ヤモリビト第四使徒 占い杖第五使徒 悪魔第六使徒 家獣第七使徒 別荘番第八使徒 別荘番の妻第九使徒 おまわりさん第十使徒 幽霊第十一使徒 一郎の父（元太平洋電機社長）第十二使徒 キリヒト千年王国と普通の悪魔くんは登場するキャラクターなどに、ちょっとした違いがある。悪魔くん自身も髪形が違ったたりストーリーも少し違う。千年王国では悪魔くんは世界に戦いを仕掛けるが、普通の悪魔くんでは情けない終わり方だった。（千年王国も世界の覇者にはなれなかったが）千年王国を読むのならぜひ普通の悪魔くんも読んでみてもらいたい。何処が違うのかがよくわかると思う。テレビのシリーズともまた違う。案外正確悪い悪魔くんが千年王国で見れる気がする（抜けてるところは在るけど）
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<title>のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)</title>
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<description>幼い頃に聞いた怪談話。
想像していたあの世のこと、幽霊のこと。
私が育った時代とはだいぶ様子が違うのだが、
どこか懐かしい気持ちを共有できる。

現代と比べると、非常に生きる努力が必要とされると感じ...</description>
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幼い頃に聞いた怪談話。
想像していたあの世のこと、幽霊のこと。
私が育った時代とはだいぶ様子が違うのだが、
どこか懐かしい気持ちを共有できる。

現代と比べると、非常に生きる努力が必要とされると感じた。
幼い友人ははしかで亡くなり、
ガキ大将は大阪へ丁稚奉公へ出される。
ガールフレンドは神戸へ売られてしまう。
そんな生活のはしばしで、妖怪との交流が生まれている。

妖怪が「オカルト」と横文字で語られてしまうとずいぶん味気ない。
科学的な側面からでしか語られないのと同様である。
人々の暮らしや生き死にとセットで語られると
すとんと腑に落ちた。

しげるの父の言葉が心に残った。
好きだった女の子が死んでしまい、悲しんでいるしげるに向かって
「その悲しみは宝物だ。
ええ思い出をもらったな。」
 これはまぎれもない子供の世界である。しかし感動するのはやはりある程度の大人ではないかとも思われる。偏見があるとなかなか難しい漫画である。偏見の少ない大人は少ないので、さらに水木作品は難しくなっている可能性がある。
 それでも「のんのんばあ」は理解されやすい作品ではある。非常に厳しい面と哲学的な面が上手く表現されていて、ちゃんと面白いという味付けは、奇跡的である。
 ばあさん自体がなにより素晴らしいが、お父さんだって素晴らしい。大人としてはかなり怪しい人ではあるけれど、このように子供に愛される人であるのは羨ましい。子供から見た大人の鑑なのではあるまいか。
 この話はファンタジーであるけれど、真実の話だと思う。子供の世界は真実がなければ誰も相手にしない。いまさらながらに、そのように思ったのである。
水木少年をかわいがってくれたのんのんばあのお話が
その後の水木さんが描かれた妖怪の世界を築いてくれた事が
よくわかる一冊です。
子供にとって不思議な現象をもっともらしく解説してくれるのんのんばあ。
まっくろくろすけのお話をしてくれた「となりのトトロ」のおばあちゃん。
昔は近所にこんなおばあちゃんがいたなあと懐かしくなりました。
もっとも、のんのんばあは生き方もお話も迫力満点、
ワンランク上の存在感です。
ガキ大将の水木さんと一緒にのんのんばあワールドに浸ったあとで
映画「妖怪大戦争」を見てみると妖怪に対する気持ちが優しくなります。のんのんばあ、しげーさん、父親、兄弟、ともだち、千草、美和、妖怪たち・・・出てくる人々（モノ？）の全てが魅力的でストーリー性も抜群！古きよき時代として失われてしまったものを憧れるもよしその裏にあるもの、例えば貧困、戦争などを考えるもよしなかでも終わり方が必ずしもハッピーエンドでないところがよいしげーさんが悩み、考え抜き、それに対して周りが放つ静かで、熱い「語り」を是非聞いてみてほしい、そして考えてほしい私の中での永遠となった作品のひとつこの漫画には水木しげるを語る上で必要なものが全てそろっている。だから水木しげるを知らない万人に向けてこそ素晴らしいものであるといえる。その水木しげるを語る上で大切な要素とは、私が思うにユーモア、名言、そして妖怪の三つである。こんなお婆ちゃんがいたらそら好きになるよなぁ。
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<title>墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))</title>
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<description>私が水木しげるのまんがに出会ったのは、まだ小学校に入るかどうか、といった幼年の頃である。当時から私は、彼の怪奇・幻想の世界に遊ぶことを心から楽しんだ。貸本時代の作品にも、祖母や両親などに買ってもらっ...</description>
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私が水木しげるのまんがに出会ったのは、まだ小学校に入るかどうか、といった幼年の頃である。当時から私は、彼の怪奇・幻想の世界に遊ぶことを心から楽しんだ。貸本時代の作品にも、祖母や両親などに買ってもらった単行本でかなり多く接していた。当然、墓場鬼太郎も、である。

人生も半ばを過ぎて、体力的には明らかに下り坂、残された時間が気になるようになった。今の私がしていることは、どうやら昔の再確認であるらしく、小さい頃に親しんだあれやこれやを、財布が許す範囲で、少しずつ集めて懐かしがることが多くなったと思う。このシリーズ全６巻は水木しげるの貸本版鬼太郎がまとめて読めるとあって、そうした意味では大変好都合である。２日間で読了、やはり、懐かしかった。

作者は後年、ここで使われたアイディアの多くをリメイクしている。貸本版を過去にすべて読んでいたわけではないので、私にとって本来は「再会」ばかりではないのだが、実際にはほとんどのエピソードを知っていた。使い回しに耐えるほどよくできたエピソードが次々に現れて、知っていながら飽きることがない。とりわけ、味わいのある絵とどこかのんびりした雰囲気は、彼の独壇場である。

私は彼の短編をすべて読みたいと思っているのだが、どうもあちこちに不完全に散らばっていて、無駄なく入手するのが困難である。どこかがまとめて「全集」を出してくれないか。1970年代前半の作品まででよいのだけれど。
誰もが知ってる鬼太郎といえば悪い妖怪を退治してくれる皆のヒーローでした。
ですが、この墓場鬼太郎は違います！
恩を仇で返す極悪な鬼太郎に変わっています。
最悪なのに何故か憎めない、そんな一面を持った新鮮味のある鬼太郎が見れました。
ネズミ男も相変わらず、と言いたい所ですが非道っぷりが３割り増しぐらいになってます。
最近の漫画に飽きてきた人にお勧めな一冊。 僕は昔から水木しげるさんの作品群の大ファンなのですが、貸本まんが時代の幻の名作『墓場鬼太郎』を初めて読んだときの不気味さと爽快さの同居した独特の感覚は、今でも忘れられません。
 そこには『ゲゲゲの鬼太郎』に見られる人間贔屓のお人好しな鬼太郎はおらず、もっと妖怪らしい禍々しさを持ちながら、同時に人間臭い行動も取ったりする、実に魅力的な鬼太郎、目玉おやじ、ネズミ男がいます。
 しかし、驚かされるのは後年の『ゲゲゲの鬼太郎』の基本的なコンセプトやストーリー仕立てが『墓場鬼太郎』において既に出来上がっていたことで、鬼太郎に対する水木さんの思い入れの深さを感じます。
 復刻版が文庫化されたことで本書はより多くの人に読まれることになるのでしょうが、『ゲゲゲの鬼太郎』しか知らない今の子どもたちにも鬼太郎という存在の深みが伝えられるのでいいですね。テレビアニメの可愛らしい鬼太郎とは違い実におどろおどろしくて最高です。絵のトーン自体が不気味ですので余計に怖いです。鬼太郎に、はまっている息子が買ってきた本である。
何気なく手に取ったが、面白い。
今のさわやかな鬼太郎ではない、リアルな鬼太郎がそこにはいた。
おどろおどろしさといい、話の展開といい、怪奇モノはこうでなくっちゃ。
貸本復刻版と銘打ってあるだけに、本自体の雰囲気もいい。
私が小学校に入るか入らないかという頃に、貸本屋は絶滅したと思うので、
貸本屋の記憶はないが、
ストーリーをはじめ、絵のタッチまで貸本の、というか
昭和３０年代の香りがそこはかとなく漂ってくる。
昭和３０年代を知りたい方には、「３丁目の夕日」よりも
こちらをお奨めする。

今の私には、ちょっと休憩するのには最適な本である。
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<title>総員玉砕せよ! (講談社文庫)</title>
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<description>戦争もののドラマや映画は数多く観てきましたが、この本で初めて戦争の真実を知りました。ばかばかしくて、哀しくて、涙がとまらなかった。大人にも子供にも読んでほしいです。以前に、NHKのドキュメンタリーで...</description>
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戦争もののドラマや映画は数多く観てきましたが、この本で初めて戦争の真実を知りました。ばかばかしくて、哀しくて、涙がとまらなかった。大人にも子供にも読んでほしいです。以前に、NHKのドキュメンタリーで特攻隊で生き残った人物の証言を元に、特攻隊員の採用から突撃までその実像に迫った番組が放送されていた。そこに登場していた元兵士は特攻命令により出撃したが、戦闘機の故障により島に不時着し帰還したという経験をしていた。戦争末期の資源不足や熟練工不足により、まともに操縦できる戦闘機は少なかったようだし、それに飛び立った側も訓練不足の若者が多かった。しかし、送り出した側からすると、「名誉」という名の下に飛び立った兵士が生きて帰ってきた事実は簡単に受け入れられないし、これから飛び立とうとする兵士の士気にも関わる。ということで、特攻作戦失敗により帰還した兵士たちはそのまま再び作戦に関わらず、「なぜ帰ってきた!!」などとどやされて、秘密裏にある施設に隔離されていたという内容であった。

玉砕したはずの兵士がもし生き残っていれば、はなはだまずいというという後半の場面を読み進むにつれて、同時に上記の理不尽な場面を思い出した。そしてあとがきにあるように、場合によっては「恥」と言われかねない玉砕の生き残りは決して「卑怯」ではなく、人間としての「最後の抵抗」という言葉は、深く胸に響く。このような言葉を絶した経験を経ながら、ふたをせずにその記憶をさかのぼって描きだすことは、並大抵の精神ではできない。結果的に著者がも恐れているであろう「死人に口なし」は回避できたので、あとは読者が著者の気持ちを受け取りどう活かすかである。

戦記もの漫画は、その殺し合いの残虐さや理不尽さといった「生臭さ」を覆い隠すために、どうしても美化やかっこよさに走り勝ちであり、読者も泥臭さを避けるためにそれを追い求めてしまう。この書はそういった一種の「あこがれ」は一切描かれておらず、日常の軍隊生活から等身大にありのままである。むしろ単なる派手な戦闘場面より、そちらの方を著者は重視したかったのかもしれない。歌の場面がそれを象徴している。また本著に加えて「野火」（大岡昇平著）を読んでいただくと、さらに一兵士の現実とその想いに近づけると思うのでお勧めです。
2007 年 8 月 12 日に NHK で放送された「鬼太郎が見た玉砕」というドラマの原作である．戦争や死，病気などが日常化した戦場の世界がえがかれている．ドラマではより戦争の非情さが強調されていたようにおもうが，この本のなかに登場する人物たちはより人間的であるようにみえる．玉砕するはずだったがいきのこった小隊長たちもドラマよりは温情的にあつかわれているようにみえる．しかし，それは著者のやさしさからでた表現なのかもしれない．
戦後に生まれた人間が「実感」なんて言葉を使うのは僭越ですが、
最前線の戦場での状況を一般兵の視点で描く様は、とても現実感があります。
戦争という「状況」が作り出す理不尽な毎日の中、
死に逝くときまで兵士たちが思い、感じることは、現在の私たちと全く変わらない、人間臭いものです。
「なんでここでこうやって死んでいくのか？」
一般兵のリアルな描写が、この言葉に恐ろしいほどの鋭さをもたらしています。反戦平和を叫ぶことにどれほどの意味があるかどうかわからない。
たしかに、戦争反対」と言うだけでは何の力もないのかもしれない。
ただ、そういう主義主張とは関係なく、
右翼や左翼といった線引きとも関係なく、
戦争はドッチボールやラグビーではなく、「殺し合い」であるということを私たちは深く考えなければならないと思う。

そこにどのような国際情勢や力学が絡もうとも、「殺し合い」は「殺し合い」以外の何ものでもない。

自らも戦争で片腕を失った著者が、戦場の体験をこれでもかとリアルに描くのが本書だ。
上官の無責任さ、戦場の中で自制心を失っていく兵士たち……

戦いの結果平和がある――ということを言う人もいないでもない。
ある意味で、歴史とはそういうものかもしれない。
けれども、それでいいのだろうか……と思う。
「殺し合わなくて平和になる方法」はないのだろうか――と。

戦争の無意味さ、不条理さ、残酷さが生々しく伝わってくるコミックである。
どこかコミカルで「漫画」っぽくさえあった本編から、最後の数ページのリアルな絵柄へのスライドが
切っ先のように我々に迫ってくる。

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<title>地獄の水</title>
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<description> 雑誌掲載版の「地獄の水」ではなく、貸本版の復刻である。したがって講談社の短編集に収録された同名短編集とは異なる。小学館からの出版であり、今後も他作品出版の計画があるという。すごいぞ！
 もちろんス...</description>
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 雑誌掲載版の「地獄の水」ではなく、貸本版の復刻である。したがって講談社の短編集に収録された同名短編集とは異なる。小学館からの出版であり、今後も他作品出版の計画があるという。すごいぞ！
 もちろんストーリーは後のリメイク版とほとんどそのままだし、コマ割りも似ている（ファンとてはそこが楽しい）。水木ファン（信者ともいう）にとっては垂涎の一冊。少し値段は張るが、単行本形式の復刻が心からうれしい。
 現在のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」や雑誌少年マガジン連載以降の作風を期待する人は、面食らうかもしれない。まだ水木しげるの画風が確立する前の、初期作品である。ちなみに、目玉親父の原型キャラが登場する。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/06/4041929164.html">
<title>墓場鬼太郎 (4) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-10))</title>
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<description>この墓場鬼太郎では、ねずみ男と鬼太郎はほとんど同格として扱われている。
ゲゲゲのほうでは、優等生の鬼太郎だが、墓場のほうがなんだか真実味のあるような気がするのは私だけだろうか。
池田首相の所得倍増計...</description>
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<![CDATA[
この墓場鬼太郎では、ねずみ男と鬼太郎はほとんど同格として扱われている。
ゲゲゲのほうでは、優等生の鬼太郎だが、墓場のほうがなんだか真実味のあるような気がするのは私だけだろうか。
池田首相の所得倍増計画なんて、私の生まれる前だが、
そんな前から子供たちに愛されていたのだということは、
鬼太郎ってやっぱり偉大な存在だと再認識した。この鬼太郎・・弱いけど憎めない！
池田首相を守って、吸血鬼と戦う鬼太郎。
しかし、「リモコン下駄無し」「毛針無し」「チャンチャンコ攻撃無し」武器が全く無く
簡単に溶かされる鬼太郎・・骸骨と液体になった鬼太郎を憐れに思い、風呂敷に集めて
背負う「ねずみ男」・・独特の世界観がおもしろい！

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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/07/4063608360.html">
<title>完全版 水木しげる伝〈上〉戦前編 (講談社漫画文庫)</title>
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<description>非常におもしろかったです。 

内容は作者が鳥取県境港市で生まれてからの幼少期、 
壮絶な戦争体験、漫画家として現在までの 
人生を描いた３巻の内の１巻である。 

絶妙なストーリー展開や様々な独特...</description>
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<![CDATA[
非常におもしろかったです。 

内容は作者が鳥取県境港市で生まれてからの幼少期、 
壮絶な戦争体験、漫画家として現在までの 
人生を描いた３巻の内の１巻である。 

絶妙なストーリー展開や様々な独特のおもしろい画風など今の漫画にない作風。 
水木しげるさんってこんなにおもしろい人間なんだと感動しました。

上・中・下の３巻あって、中では戦争体験を 
話を詳しく描いている。 
日本人なら１度は知っておいた方が良いと思った。 

久々に良書に出会いました。買って損はないです！そんじょそこらの方よりも圧倒的な生きる力を感じます。

もはや先生が妖怪です。

もう凡人には真似でいない生き方でそれだけに力強く

暖かく、そしてなによりも深く お言葉をしみじみと感じることができます。

悩み事なんてこの漫画を読めば軽くふっとんでしまいます。

本当に偉大な方です。

ご本人がおっしゃるようにノーベル賞ものです。（本人はノーベル妖怪賞）

生き様が凄すぎて軽くバイブル的にすらなってしまします。

是非皆様一読をお薦めします。僕は『水木しげる伝』の上・中・下の中から読み出しましたので、青年期には（軍属にも関わらず）のんびりとした印象の水木センセの、意外にわんぱくな少年時代は新鮮でした。
しっかしこんなエピソードよく覚えてらっしゃるよなあ・・・といったネタが満載で、飽きずに一気に読めてしまいます。
また、当時の時代背景もそこはかとなく漂ってきて、楽しいです。
あと、子供の喧嘩とはいえ、う○こを口に突っ込むのは「オエー！」です。・・・フハッ！！
何故、水木センセイの自伝はこんなにも“オモチロイ”のか.....。何しろ驚異的な記憶力である。先生のお年の半分にも満たない私めですら、自分の幼少時代の記憶は曖昧もいいところだ。ところが先生の自伝とくると、ほんの２-３歳の頃の話しから始まり出来事一つに対する描写が、活き活きとしていて、とても子供らしく瑞々しい目線で描かれている。しかも、どのエピソードも抱腹絶倒の面白さである。今までにも、水木しげるの自伝系本は数多く出版されておりましたが上.中.下からなる本書は、まさに“総決算”的な書。所々で過去出版の書とかぶる部分も出て来るのでが幼年期から老年（先生にこの言葉は似合いませんが）期に至までを通しで読める本書は貴重。漫画なので、今まで文章で読んで知っていたエピソードも絵付きで見られると言う楽しさもポイント高し。とにかく、一人の人間の人生とはとても思えない波乱万丈ぶりに舌を巻いていただきたい。３巻通して読む事をオススメします。そしていつも手許に置いておくと、辛い時、挫けそうな時の心のお薬になる事請け合いです。〜待ってました。「僕の一生はゲゲゲの楽園だ」の文庫化です。これまでも漫画と文章で数々の自伝が書かれていますが、周知のように水木大先生の自伝は面白い。この本では、断片的に描かれることが多かった自伝の内容が、いわば決定版的にまとめられています。しかも漫画で。ご本人も書かれているように、「コミック昭和史」の内容がベースです。中巻ま〜〜で読んだ限りでは、そこに「のんのんばあとオレ」「カランコロン漂泊記」「総員玉砕せよ！」に含まれるエピソードが補われている感じでしょうか。自伝部分だけのほうが面白いのに・・・・と思いつつ「コミック昭和史」を読んでいた私にとっては最高です。ただし、上記の本を既に全て読んでいれば二番煎じです。（逆に、全部読んでいるようなマニアなら必〜〜読かも。）内容は、万人にお勧めです。昭和という時代や太平洋戦争を生き抜いてきた一人の人間による記録として読んでも良し。霊界と自在に交信する天才妖怪画家の生い立ちとして読んでも良し。陽気なおじいちゃんの昔話として読んでも良し。世界への愛情に満ちあふれ、しかもサービス精神旺盛な水木大先生が、われわれを存分に楽しませ元気づけてくれます〜〜。〜
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/08/4041929199.html">
<title>水木サンの幸福論 (角川文庫)</title>
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<description>私は小学生の頃「少年マガジン」に連載された「ゲゲゲの鬼太郎」を読んで妖怪マニアになった。その意味で水木先生は妖怪界における師である。だが、水木先生の自伝「ほんまにワシはアホやろか」と読むと、その生き...</description>
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私は小学生の頃「少年マガジン」に連載された「ゲゲゲの鬼太郎」を読んで妖怪マニアになった。その意味で水木先生は妖怪界における師である。だが、水木先生の自伝「ほんまにワシはアホやろか」と読むと、その生き方に感動すると共に、その大人ぶりには驚かされる。本書は水木先生の人生論を纏めたもの。

水木先生は太平洋戦争に駆り出され、南の島で戦闘のため隻腕になり死線を彷徨った。しかし、そんな不遇の中でも自身の不幸を恨むより、親切にしてくれる島の人々に感謝の念を持ったと言う。回りの状況に左右されるのではなく、常に悠然とポジティブ思考で生きて行く。勿論、自分の考えを他人に押し付けたりはしない。最後に水木先生の「幸福の七ヶ条」が載っているが、その中に「なまけ者になりなさい」という箴言がある。苦労に苦労を重ねた水木先生の言葉だけに重みがある。ギスギスした現代社会の中では貴重なアドバイスだと思う。

人は各々出来る範囲の事をやれば充分で、あとは「なまけ者」になれば幸福になれると言う、水木先生の人生を反映した快著。フリーター、ニートやうつ、モラトリアムなど・・・そのように呼ばれてしまい、どうしたら良いのか、
自分がいつ幸せになれるのか・・・
何をしたら幸せになれるのか・・・
幸せの基準は・・・？

と悩んでいる人、落ち込んでいる人、是非この本を読んで欲しいです。
ここに答えが書いてあると思いました！！
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<title>猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)</title>
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<description>南方熊楠の生涯が描かれていますが、八面六臂の
活躍ぶりや奔放さが水木しげるの妖怪の世界と
非常に適合するためか、本当にあった事と創作とが
分かちがたく編まれています。
熊楠の生涯と業績をもっと知りた...</description>
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南方熊楠の生涯が描かれていますが、八面六臂の
活躍ぶりや奔放さが水木しげるの妖怪の世界と
非常に適合するためか、本当にあった事と創作とが
分かちがたく編まれています。
熊楠の生涯と業績をもっと知りたくなる、
非常に面白い漫画です。水木しげるの描く人物伝シリーズの一つで長編に類する。自然科学者でありながら学歴がないばかりに国内では無名、しかし海外では「ネイチャー」誌に論文が載ったりして有名で、戦前、やはり自然科学者であられた昭和天皇のお耳に入り御進講をするというクライマックスが訪れる。
人生の大半を実家からの仕送りで生活し、好きな粘菌研究や神社合祀令に反対する運動などを行ってきた。晩年は弟と不仲になり絶縁状態、長男の発狂など決して明るいことばかりではなかったが、家の中では真っ裸で好きなことに熱中できたのは幸せだったろう。しかし、家族はたまらんかったろうなぁ〜。〜奇才、大巨人などと呼ばれる在野の大学者、熊楠。しかし、彼のなんと破天荒であったことか。中央のアカデミズムから自由であり、闊達な研究を進め、奔放に暮らす。「粘菌の中に輪廻転生を見る」という日常が、熊楠の根幹を形成しているのでしょう。熊楠の人間的な魅力が、水木の愛情溢れる精細なタッチによって、数々のエピソードとともに浮き彫り〜〜にされていきます。昼寝をしたりあぐらをかいたりする、妙に哲学的な猫楠。ときに熊楠の客観性であったり、水木の解題者として登場する。なお、部分的に生き生きとし過ぎているので"PG-15指定"といったところでしょうかね〜本書は中編「怪傑くまくす」に続く、南方熊楠についての筆者による本格的な伝記マンガです。物語は遊学先からの帰国から、亡くなるまでの主人公の活躍を、ほぼ史実にそって描いています。もっとも、猫楠という飼い猫を狂言回し（水木版「吾輩は猫である」）にするなど、筆者はかなり脚色をくわえているので、独自の作品に仕上がっています。とはいえ南方が死ぬまで自分を飾らない純粋な人だったことが本書からもよく伝わってきます（ただし筆者の脚色も入っていますので、南方の生涯について知りたい方は、伝記にあたることをおすすめします）。本書には猫楠をはじめ、たくさんの猫が登場します。筆者のえがく猫はいつ見ても愛らしいです。猫好きにはたまらない一冊だと思います。第１話 「大怪人」との出会い第２話 那智山中の幽霊村第３話 わが思いの貴婦人第４話 山高帽で訪問第５話 田辺の親分第６話 神狩り戦争第７話 人魚の裁判第８話 蟻の研究第９話 日高川踊り第１０話 柳田国男第１１話 猫安の招待第１２話 高野山第１３話 権蔵との戦い第１４話 南方研究所第１５話 大いなる哀しみ第１６話 天皇陛下第１７話 転生熊楠が「猫楠」という化け猫（？）を飼っていた、という設定にして、その猫を狂言回しに熊楠が外国の放浪から帰国して後の半生を描いたマンガの伝記。熊楠が熊野の山中で妖怪と話をしたり、死んだ両親が幽霊になって忠告に現れるなど、熊楠の妖怪的な側面を強調しているが、基本的には彼の生涯を忠実に描いているらしい。鶴見和子さんの著書『南方熊楠』でも、彼の異能について触れている。自然を感応する力が強く、それを理性の言葉で表現できた希有な人物だったというのだ。それをマンガ的に表現すると『猫楠』になるのだと思うと納得する。そして、超常的能力を誇張して表現したために、忠実な伝記でありながら、マンガとして十分読める傑作になったのだと思う。明治政府が推し進めた神社の合併・統廃合に対して、熊楠が渾身の力を込めて抵抗した足跡や理論は、エコロジー思想や持続可能性の問題とも直結する極めて現代的なテーマでもある。熊楠をネタにして、マンガによって表現された現代思想と読むこともできよう。
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<title>今昔物語(上)―マンガ日本の古典 (8) 中公文庫</title>
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<description>水木先生の描く女の人ってねこ娘か砂かけばばあしかイメージなかったけどなんか
あまり水木タッチっぽくない女の人が多く出てきてからみシーンも満載。
しかも乳首までかきこんでて水木先生ノリノリ！
色々日本...</description>
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水木先生の描く女の人ってねこ娘か砂かけばばあしかイメージなかったけどなんか
あまり水木タッチっぽくない女の人が多く出てきてからみシーンも満載。
しかも乳首までかきこんでて水木先生ノリノリ！
色々日本史の勉強にもなるためになる本でした。『今昔物語（上）』は「マンガ日本の古典」の第８巻として1995年に刊行されました。１１作品が収録されています。芥川が翻案した有名な話（「大江山の悪夢」「赤鼻の僧」）も入っていますが、怪異譚、エロチシズム、スカトロジーなど、筆者の趣味が作品の選択に反映されていますので、水木作品として楽しむことができます。本作はひとつひとつの物語がじつにあっさりしています。とくに怪異譚などは妖怪（産女）、妻の怨念、鬼などをあつかっているにもかかわらず、ひとつも恐くありませんでした。性的な表現（下ネタ）が目立つ点も本書の特徴です。「入れ代わった魂」「産女」「妻の恨み」「色事師平中」「霊鬼」「大江山の悪夢」「老医師の恋」「かぶら男」「赤鼻の僧」「酒泉郷」「堂の主」いやーびっくりしました。久々に。今昔物語ってこういう話の寄せ集めだったんですか！！ あまりにも話が露骨でHなんですよ。最近の子供の本離れが進む中、これなら、漫画で楽しく、古典に触れられるし、しかも絵はあの水木大先生！と、まー何の疑いもなく、友人の子供にでも今度遊びに行ったときにあげようと思いつき購入しました。ところが、あげる前に自分でちょっと盗み読みしてほんとーによかったです。もうちょっとで出入り禁止になるところでした。この本は全く子供向きではありません！！ 大人の人でもちょっと面くらいます。しかも一つや二つのエピソードだけがHなのではなく、もーそういう話ばーーーっか。トホホホ。表紙の二股大根の絵からでも想像しようと思えばできますが。後書きを読んで、何百もある今昔物語の話の中から水木しげる自身が話を選んだと判明。ちょっと納得。水木先生のテイストにあってるかも。例えば「赤鼻の僧」という題のお話。これはこの本の中では珍しくH度が無い話なのですが。あるお寺の和尚さんが鼻を熱湯＋蒸気にあてると、なんと！毛穴から虫が！わんさかと、これでもか！と、ぬくぬくと出てくるとう話。絵、かなりグロテスクで、笑えます。虫は小坊主によってピンセットで抜かれ退治されるのですが…。これって…？ビオレ？昔の人のおおらかさに乾杯。「まんが〜」シリーズなので子どもにと考ている方は、やめておいた方がよいです。中身は水木テイストにあふれていて面白いのですが、収録されている話が、子ども向きではないんですよね。中学生以上だったら、よいかな？今昔物語 ＋ 水木しげる ＝ 当然 よくゲゲゲの鬼太郎を好んで読んできた僕はこのまんが古典を見つけてらうれしかった。すとりーのスタイルは時々黒沢あきらの「羅生門」を借りすぎて（「大江山の悪夢」）、芥川の「薮のなか」からも借りすぎて（「赤花」）といっても面白いです。鬼太郎と違って水木はよく人間を描き、彼の人間象を描く魅力はこの集でよく見えるThis is a great book for anyone who has enjoyed Mizugi Shigeru's GEGEGE KITARO.  A beautifully drawn adaptation of Konjaku Tales.
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/11/4041929180.html">
<title>墓場鬼太郎 6 貸本まんが復刻版 (6) (角川文庫 み 18-12)</title>
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<dc:date>2008-11-22T04:48:42+09:00</dc:date>
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本書は佐藤プロ版「墓場鬼太郎」の「-怪奇オリンピック-アホな男」と、東考社版「墓場
鬼太郎シリーズ」の「ないしょの話」を収録しています。いずれも着想、絵柄がすばらし
い、貸本時代を代表する作品で...</description>
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<![CDATA[
 
本書は佐藤プロ版「墓場鬼太郎」の「-怪奇オリンピック-アホな男」と、東考社版「墓場
鬼太郎シリーズ」の「ないしょの話」を収録しています。いずれも着想、絵柄がすばらし
い、貸本時代を代表する作品です。また後者はアニメ版『墓場鬼太郎』では放映されてお
らず、「幻の12話」になっています。

【アホな男】
「アホな男」は、「あの世保険」の特典として鬼太郎が配った、怪奇オリンピック招待券
が引きおこす悲喜劇をえがいた話です。鬼太郎は生活費をかせぐため、わずかな現世の掛
け金で来世の幸福を約束するという、「あの世保険」の販売を思い立ちます。保険に加入
した貧乏まんが家、水木さがるは怪奇オリンピック観戦のため、あの世へ向います。しか
し現世に戻ってみると、もう一人の自分が彼の肉体を乗っ取っていました。ダマした男
と、ダマされた男、さて、どちらが「アホな男」なのか。当時貧困にあえいでいた筆者
の、現世への痛烈な皮肉に満ちた作品です。

【ないしょの話】
「ないしょの話」はニューギニア探検にくわわった天才学生、山田一郎が遭遇した悲劇
（ゲゲゲの鬼太郎「大海獣」の原案）と、一郎の帰国を待つ両親が体験した奇蹟がおりな
す物語です。一郎が活動する現実世界と、年老いた両親がくらす信心の世界との対比がじ
つにみごとな作品です。
 本作は鬼太郎シリーズとして異色です。それというのも鬼太郎でなく、ねずみ男と目玉
おやじが重要な役を演じているからです。一方、鬼太郎は人魂の干物を食べて、骨と液体
になってしまいます。なので冒頭と結末にしか登場しません。

アニメ版『墓場鬼太郎』は第11話「アホな男」までの放映でした。ですから本書の「な
いしょの話」をいわゆる「幻の12話」として読むのも、楽しみの一つではないでしょう
か。

【アホな男】（佐藤プロ、1964年）
「不老不死の血」
「血をさがす人々」
「妖怪たち」
「危いモノに手を出す男」
「偶然のたわむれ」
「パイオニヤ（開拓者）」
「怪奇オリンピック」
「意外な事実」
「アホな男」

【ないしょの話】（東考社、1964年）
（プロローグ）
「あんまの家」
「二人の天才」
「山田家の怪事」
「ニセ隊員」
「山田老人とあんま」
「かなしい知らせ」
「ニューギニアの港」
「耐えがたいさびしさ」
「鯨神（ゼウグロドン）」

〈解説〉高橋克彦「すべては鬼太郎からはじまった」 僕は昔から水木しげるさんの作品群の大ファンなのですが、貸本まんが時代の幻の名作『墓場鬼太郎』を初めて読んだときの不気味さと爽快さの同居した独特の感覚は、今でも忘れられません。 
 そこには『ゲゲゲの鬼太郎』に見られる人間贔屓のお人好しな鬼太郎はおらず、もっと妖怪らしい禍々しさを持ちながら、同時に人間臭い行動も取ったりする、実に魅力的な鬼太郎、目玉おやじ、ネズミ男がいます。 
 しかし、驚かされるのは後年の『ゲゲゲの鬼太郎』の基本的なコンセプトやストーリー仕立てが『墓場鬼太郎』において既に出来上がっていたことで、鬼太郎に対する水木さんの思い入れの深さを感じます。 
 復刻版が文庫化されたことで本書はより多くの人に読まれることになるのでしょうが、『ゲゲゲの鬼太郎』しか知らない今の子どもたちにも鬼太郎という存在の深みが伝えられるのでいいですね。 鬼太郎シリーズの系譜を知る上で貴重な作品。その後の作品で登場するシーンなどを読み比べる楽しみがあります。怪奇オリンピックを見るためには霊にならなければなりません。
保険証券を売りつける鬼太郎も、毛生え薬を作るねずみ男も、なとも人間臭い。
貸本まんが復刻版シリーズの最終巻です。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/12/4122035627.html">
<title>今昔物語(下)―マンガ日本の古典 (9) 中公文庫</title>
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<description>『今昔物語（下）』は「マンガ日本の古典」の第９巻として1996年に刊行されました。１２作品が収録されています。上巻と同様、怪異譚、エロチシズム、スカトロジーなど、筆者の趣味が作品の選択に反映されてい...</description>
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『今昔物語（下）』は「マンガ日本の古典」の第９巻として1996年に刊行されました。１２作品が収録されています。上巻と同様、怪異譚、エロチシズム、スカトロジーなど、筆者の趣味が作品の選択に反映されています。原典の初出順に話が並べられているわけではないので、本書から読んでもさしつかえないと思います。「あとがき」がある分、こちらの方がかえってよいかもしれません。「あとがき」では『今昔物語』を手がかりに、幸福について語っておられます。原典は１２世紀に成立していますが、本書には平安期の闇といったものをいささかも感じさせません。たとえば諸星大二郎さんが描くなら、正反対の作品集になったと思います。やはり作家の個性が出るのだなあ、と本書を読んで感じました。なにせ一番恐いのはタイトルページの絵ですので。むしろ明るさが全編にただよう作品集です。「生霊」という作品では例外的に、先生ご自身が冒頭に出演され、案内役をつとめられています。このように水木色をもっと出せば、作品としての評価も上がったのではないでしょうか。内容的にあっさりしているので星３つとも思いましたが、いつものごとく風景が過剰なまでに緻密に描かれていますし（この画風になじんでしまうと、他の作家の作品がまっ白に映ってしまいます）、人物の輪郭を肉太で描く、昨今の力強いタッチを堪能できますので、星４つとしました。なお単行本には「マンガ日本の古典」の刊行を告知するしおりがついており、そこには水彩画で描かれた先生の自画像がちいさく印刷されています。「ねずみ大夫」「安倍晴明」「稲荷詣で」「幻術」「妻への土産物」「水の精」「墓穴」「引出物」「外術使い」「寸白男」「生霊」「蛇淫」「あとがき」テレビの日本昔ばなしと思って手に取ってみたら今昔物語でした。内容は日本昔話とそう変わりませんが、こちらの方が面白いと思いました。この本は水木しげる氏が漫画で書いていますので大変読みやすくなっています。明治の有名な作家の芥川龍之介氏の短編も多くはこの今昔物語を題材に取り上げています。以前、厚い本格的な原文を古語辞典を片手に読みかけたのですが、途中で投げ出してしましました。  同じ本でも子供の頃と大人になって読むのとはずいぶん感じ方が違うものだと思いました。上、下巻になっており上巻では11、下巻では12の話が収録されています。原文をゆっくり読んでみたいと思いました。Hな話オンパレードの上巻と比べて、こちら下巻に収められている話の題材は幅が広く、個人的には下巻のほうが楽しめました。もちろろんその手の話もしっかりおさめられていますが、上巻でさんざんその手の話を読まされたので、下巻にたどりついた時にはもう感覚が鈍ってしまったのか、特になんともおもいませんでした。安部晴明に関した話が一つ収められていますが、あくまでも、こーいう人がいたそうな、という話に留まっているので、安部晴明狙いの人はわざわざ購入する意味は無いでしょう。なんとなくやせてて聡明そうなイメージの安部晴明を今まで持ってたのですが、水木しげるの描く安倍晴明は神経質そうな中年太りの気象庁勤務のおっさん、という感じがかえって新鮮で良かったです。（表紙のカラーイラストの人物がそうです。）上・下と読んで思うのは、昔の人たちの性に対するおおらかさ。娯楽が少なかったからなのだろうか？ 今昔物語がマンガになるとどのようになるかと期待して読みましたが，私のもっておりイメージにぴったりでした。また今昔物語を見たことのない方でも，今昔物語を読む第一歩になると思います。特に安倍晴明の絵は，よくここまで感じが出せるなとびっくりしました。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/13/4041929156.html">
<title>墓場鬼太郎 (3) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-9))</title>
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本書は三洋社版「鬼太郎夜話」全４集のうち、第三集「水神様が町へやってきた」と第四
集「顔の中の敵」を収録しています。本シリーズの特色は、原本のカラー頁を再現してい
ることです。

【水神様が町へ...</description>
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<![CDATA[
 
本書は三洋社版「鬼太郎夜話」全４集のうち、第三集「水神様が町へやってきた」と第四
集「顔の中の敵」を収録しています。本シリーズの特色は、原本のカラー頁を再現してい
ることです。

【水神様が町へやってきた】
 本作は、鬼太郎が生活のために請け負いで妖怪から借金をとりたてる話です。森協とい
う金貸しが三十年前、「物の怪」と「水神様」に千円を貸しました。それが利子をあわせ
て一千万円にまで膨らんでいる。そこで彼らを捜し出して、借金を取り立てたい。鬼太郎
は、取立分の一割が報酬という約束で、それを請け負います。
 鬼太郎は「物の怪」を捜し出すと、水神様のもとにむかいます。しかし水神様の逆鱗に
ふれてしまい、水神様（肉食）は奔流となって町になだれ込みます。
 なお第一、二集で活躍した、ニセ鬼太郎、吸血木の話は背後にしりぞいています。

【顔の中の敵】
「顔の中の敵」になると今度は、一人の女性をめぐる、ねずみ男と人狼とのライバル関係
に話が移ります。ねずみ男は絶体絶命の状況で、鬼太郎親子の命を救います。そして鬼太
郎は命の恩人の彼のもとで、住み込みの召使いとして働きはじめます。ねずみ男は隣人の
ガマ令嬢に恋をし、鬼太郎に橋渡しを依頼します。ところが同じ女性に、今度はロンドン
からやってきた人狼が恋をします。人狼は水神様をやっつける代わりに、ガマ令嬢への恋
の橋渡し役を鬼太郎に依頼します。互いのライバルに内通していることを知った、ねずみ
男と人狼は結託して、鬼太郎を亡き者にしようと試みるのですが･･････。

荒俣による解説の「癖」とは実在の人物を登場させること、そして「混浴」とは水木先生
が本作で人間と妖怪との垣根をなくしていることの例えです。

【目次】
「水神様が町へやってきた」（三洋社、1961年）
「顔の中の敵」（三洋社、1961年）
〈解説〉荒俣宏「貸本まんが時代の『癖』と『混浴』」子供たちには薦められないが、
大人が読むマンガとしてはたいへんお薦めである。
トランク永井・大空ひばりなど、
当時の世相がわかるのも魅力のひとつ。

関西では、先週から墓場鬼太郎のアニメが深夜に放送されているが、
それも楽しみである。何でもかんでも復刻版の時代。「どうでもいい」と思う様な復刻版も数知れず！しかし、この復刻版は非常に有難い物だ。そこら辺の古本屋ではなかなかお目にかかれない貴重な漫画が復刻版となって帰ってきた！この時代の漫画はマニアのコレクターレベルで純粋に漫画そのものが読みたくても入手困難でたとえ有っても高額で買えない。先に1巻を購入し読んで非常に面白かったので今回は２〜３巻を注文した。鬼太郎の初期の頃は現在の物とはかなり違い怖い。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/14/4041929172.html">
<title>墓場鬼太郎 (5) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-11))</title>
<link>http://book-a046.book-buys.net/detail/14/4041929172.html</link>
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本書は佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」から「おかしな奴」と「ボクは新入生」を収
録しています。

【おかしな奴】
「おかしな奴」は、資産家の青年を悩ませる、正体不明の怪物体（＝おかしな奴）と鬼...</description>
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<![CDATA[
 
本書は佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」から「おかしな奴」と「ボクは新入生」を収
録しています。

【おかしな奴】
「おかしな奴」は、資産家の青年を悩ませる、正体不明の怪物体（＝おかしな奴）と鬼太
郎親子が対決する話です。鬼太郎親子は本書で「怪奇事件専門解決 墓場鬼太郎」の看板
をかかげています。『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ、「陰摩羅鬼」の原案となった作品で
す。

【ボクは新入生】
「ボクは新入生」は、ブリガドーン現象によって調布市（東京都）がお化けの国になると
いう危機を、鬼太郎親子が阻止する話です。マンガ家･水木しげるが暮らす調布市にブリ
ガドーン現象が発生し、お化けが出現するようになります。ブリガドーン現象とは複雑な
気象条件と地球のさまざまな物理条件がそろってはじめて現れる具象の世界です。そこは
妖怪や幽霊が暮らす世界です。ブリガドーン現象の世界的な権威である、ガモツ博士は調
布の地に怪奇大学（おばけだいがく）を開設し、本物のお化けを増やそうと企みます。そ
れを阻止するため鬼太郎は怪奇大学（おばけだいがく）に入学して、ブリガドーン発生の
秘密にせまります。
 この作品は『ゲゲゲの鬼太郎』の「朧車」という長編の原案です。

〈目次〉
【おしな奴】（佐藤プロ、1964年）
〈ダイジェスト〉墓場鬼太郎の誕生
「１．事件の依頼」
「２．おかしな奴（その一 形／その二 性質）」
「３．事件の発展（その一 恋人／その二 深夜の怪事）」
「４．事件の解決」
「５．事件の解説（その一 「おかしな奴」の正体）」

【ボクは新入生】（佐藤プロ、1964年）
「現れた鬼太郎」
「不潔な同居人」
「新宿」
「ブリガドーン現象」
「『ブリガドーン』現わる」
「三つ目の男」
「ボクは新入生」
「消滅」
「終末」

〈解説〉養老孟司「人と妖怪と」ブリガドーンって聞き覚えのある言葉だと思っていたら、
オークスで穴人気になった牝馬の名前だと気付いた。
ついでに検索したら、１９５４年には映画（外国）まで作られているらしい。
どうやらこのマンガに出てくるブリガドーンも映画にヒントがあるようで、
ちょっと見てみたくなった。
この本には、「おかしな奴」と、「ボクは新入生」が収められているが、
お薦めは、「おかしな奴」である。
まるで怪奇映画を見ているような印象を受ける秀作である。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/15/4061857711.html">
<title>コミック昭和史〈第3巻〉日中全面戦争~太平洋戦争開始 (講談社文庫)</title>
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<description>第３巻の本書は昭和１３年近衛首相の「東亜新秩序建設」の声明発表から昭和１７年５月珊瑚海海戦までを描く。著者にも召集令状がきて軍隊生活が描写される。ここからがこの「昭和史シリーズ」のメインともいえる。...</description>
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第３巻の本書は昭和１３年近衛首相の「東亜新秩序建設」の声明発表から昭和１７年５月珊瑚海海戦までを描く。著者にも召集令状がきて軍隊生活が描写される。ここからがこの「昭和史シリーズ」のメインともいえる。本巻「日中全面戦争〜太平洋戦争開始」では、本人は大阪で新聞配達店に住み込みながら、採鉱科に通いますが両方同時にクビ。通信紙の配達をへて、夜間中学に通っているさなか、召集令状が舞い込みます。筆者は鳥取の連隊に入隊しますが、マイペースは相変わらずでビンタをくらう毎日。ついに見切りをつけられ、南方の最前線へ送られてしまいます。 対中国戦線がヒートアップし、欧州でも第二次世界大戦が勃発。ますますキナ臭くなっていく情勢の中、相変わらずのボーヨーたるのんびりムードに包まれているのが、著者の日常だ。そんな水木しげるの自伝的要素を楽しみつつ、太平洋戦争突入までをざっと振り返ることができる。 しかし、この巻ではついに水木しげるが出征。毎日ビンタ当たり前の新兵生活に突入する。天衣無縫なキャラであってもギラギラとして生きねばならない苛酷な日々。指の力だけでパイナップルの缶詰を開け、むさぼり食らうエピソードが強く印象に残る。 山田風太郎の戦時中日記とは真逆のスタンスで、軍国主義、全体主義体制にサボタージュを決め込んでいく様が痛快でもあった（もちろんそれが彼の天性でもあるが）。
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</item>
<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/16/4041929148.html">
<title>墓場鬼太郎 (2) 貸本まんが復刻版 (角川文庫)</title>
<link>http://book-a046.book-buys.net/detail/16/4041929148.html</link>
<dc:date>2008-11-22T04:48:42+09:00</dc:date>
<dc:creator></dc:creator>
<description>ついつい手が出た第二巻。
期待を裏切ることなく、いろんなエピソードが満載。
ちゃんちゃんこの秘密が知りたい方は、ひこの巻を。

この本が出たこと自体は、大変喜ばしいことなのだが、
どんな人が購入して...</description>
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ついつい手が出た第二巻。
期待を裏切ることなく、いろんなエピソードが満載。
ちゃんちゃんこの秘密が知りたい方は、ひこの巻を。

この本が出たこと自体は、大変喜ばしいことなのだが、
どんな人が購入しているのだろう？何でもかんでも復刻版の時代。「どうでもいい」と思う様な復刻版も数知れず！しかし、この復刻版は非常に有難い物だ。そこら辺の古本屋ではなかなかお目にかかれない貴重な漫画が復刻版となって帰ってきた！この時代の漫画はマニアのコレクターレベルで純粋に漫画そのものが読みたくても入手困難でたとえ有っても高額で買えない。先に1巻を購入し読んで非常に面白かったので今回は２〜３巻を注文した。鬼太郎の初期の頃は現在の物とはかなり違い怖い。
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<title>コミック昭和史〈第6巻〉―終戦から朝鮮戦争 (講談社文庫)</title>
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<description>第６巻の本書は東条英機首相の強がりの描写から、戦争が終わり著者が復員、昭和２５年朝鮮戦争が始まった頃著者の紙芝居画家の仕事も立ち行かなくなって東京に出てくるまでを描く。日本も著者もひとり立ちしようと...</description>
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第６巻の本書は東条英機首相の強がりの描写から、戦争が終わり著者が復員、昭和２５年朝鮮戦争が始まった頃著者の紙芝居画家の仕事も立ち行かなくなって東京に出てくるまでを描く。日本も著者もひとり立ちしようと必死の時代だった。本巻では太平洋戦争末期から敗戦をへて、朝鮮戦争までの日本と筆者を描いています。筆者は死線を一時さまよったものの奇跡的に回復し、現地民と交流を深めたのち、日本に復員します。東京では焼ビルを占拠したり、魚屋をひらく傍ら武蔵美で学びますが、募金旅行をきっかけに神戸に拠点を移し、水木荘の家主をつとめながら紙芝居を書き始めます。日本は朝鮮戦争を契機に復興に向かいますが、紙芝居はみるみる衰退。筆者は一念発起し、貸本マンガ家をめざすべく東京へ向かいます。本巻は全編書き下ろしではなく、発表した原稿を再利用している部分があります。前半部分にところどころ印刷があらいページがあるのは短編「地獄と天国」の原稿を雑誌から復刻して使用しているためです。また後半の236-248ページは「国際ギャング団」の原稿を再利用です（ちくま文庫の『奇人怪人大図鑑』に収録）。点描もほとんどを『娘に語るお父さんの戦記』から再利用しています。
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<title>マンガ水木しげる伝―完全版 (中) (講談社漫画文庫)</title>
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<description>大先生ファンとしては目新しいものではないのですが、この巻に収録されている戦争中のエピソードは面白いです。自分は、大先生が左手を失ってしまいあたりの描写がいつも頭の中に残っています。戦後の話も入り、貸...</description>
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大先生ファンとしては目新しいものではないのですが、この巻に収録されている戦争中のエピソードは面白いです。自分は、大先生が左手を失ってしまいあたりの描写がいつも頭の中に残っています。戦後の話も入り、貸本作家へなっていくくだりも興味深いものです。
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/19/4063608387.html">
<title>マンガ水木しげる伝―完全版 (下) (講談社漫画文庫)</title>
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<description>上中巻とは少し違い自伝に空想なども入ってはいるが、つげ義春、白土三平ら大作家とこんな接点があったのかとか、当時の時代が垣間見れるのがとても面白かった。巻末に、関東水木会メンバー作成の詳細年表がついて...</description>
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上中巻とは少し違い自伝に空想なども入ってはいるが、つげ義春、白土三平ら大作家とこんな接点があったのかとか、当時の時代が垣間見れるのがとても面白かった。巻末に、関東水木会メンバー作成の詳細年表がついています。2004年12月最新見出し付版です。さすがといった内容で、大先生好きにはたまりません。字がちょっと小さくて読みにくいのが難ですがそれでも５星です！！
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<item rdf:about="http://book-a046.book-buys.net/detail/20/4776795019.html">
<title>鬼軍曹―水木しげる戦記選集 (戦争と平和を考えるコミック)</title>
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<description> 貸本作品と思われる９編に、雑誌掲載物らしい２編を加えて一冊になっている。ラストの「敗走記」は１９９１講談社刊の短編集「敗走記」に収録されていた物と同じ作品。「ダンピール海峡」は、同名の雑誌掲載作品...</description>
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 貸本作品と思われる９編に、雑誌掲載物らしい２編を加えて一冊になっている。ラストの「敗走記」は１９９１講談社刊の短編集「敗走記」に収録されていた物と同じ作品。「ダンピール海峡」は、同名の雑誌掲載作品の原型オリジナルである。「数日後、この軍旗は無事に海軍部隊によって救出することが出来た」という欄外の一文があるが、雑誌掲載作品に書き直したとき、この一文は削られている。作品のメッセージが時間と共に深化していることを感じる。
 本書の白眉は、いかにも漫画チックな「鬼軍曹」もの。リアルな戦争状況を描くことの多い水木戦場物の中にあって、コミカルな異彩を放っている。
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